新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」11日三重大会のBブロック公式戦で、極悪軍団「ハウス・オブ・トーチャー(H.O.T)」を率いる成田蓮(28)がドリラ・モロニー(29)に3敗目を喫した。

 H.O.Tの介入も実らなかった。モロニーの入場時に金丸義信が襲撃するなど、事実上3対1の数的優位を生かしたダーティーファイトで試合の主導権を握る。成田が地獄の断頭台をかわされてザ・ゴア(スピアー)を浴びると、場外からディック東郷がレフェリーの足を引いてカウントを妨害した。

 ところが、リングに上がった東郷と金丸が同士討ちを誘われ、モロニーをスリーパーホールドに捕らえての東郷のパウダー攻撃も成田に誤爆。連係の乱れで形勢逆転を許すと、最後はジャンピングトラースキックからのドリラキラーで3カウントを奪われてしまった。

 成田はノーコメントで控室へ。この日の大会では成田に加え、ゲイブ・キッド、カラム・ニューマンと2敗勢が揃って敗れた。Bブロックは最終公式戦(13日、後楽園)を残して成田、ゲイブ、カラム、上村優也の4人が3敗、ウルフアロン、HENARE、ザック・セイバーJr.、OSKAR、ドリラ・モロニーの5人が4敗で追う大混戦となっている。

 なお、成田は最終戦でゲイブと激突するため、勝てば文句なしで準決勝(15日、両国)進出が決まる。