全日本プロレス9日の後楽園大会で「ゼンニチJr.フェスティバル 2026」が開幕。Aブロック公式戦で、吉岡世起(38)がMUSASHI(36)との「むーちゃんせーちゃん対決」を制し、勝ち点2を獲得した。
2人は仲良しコンビで、アジアタッグ王座を2度戴冠したものの、昨年大みそかの代々木大会でベルトを失い決別。1月25日幕張大会のスペシャルシングルマッチでは、MUSASHIが勝利した。そして3月20日の八王子大会で仲直りした。
この日のメインで、両者はスピーディーな攻防を展開。吉岡が場外のMUSASHIにケブラーダを放てば、ノータッチトペコンヒーロで反撃される。
一進一退の激しい攻防が続く中、終盤に吉岡がラリアートからバズソーキック、MADE IN JAPANで畳みかける。最後は必殺技のクラッシュドライバーでMUSASHIを沈めた。
試合後、マイクを握った吉岡は「開幕戦、MUSASHIに勝ったぞ!」と観客に向けて絶叫。「いつも、いつも俺を限界まで追い込んで、限界を変えさせてくれるMUSASHIには感謝したい」と語った。
また、吉岡は熊本・熊本市出身。故郷では7月28日に「令和8年熊本地震」が発生し、建物やインフラなどに甚大な被害が生じている。吉岡は会場に詰めかけた観客と一緒に「かまだせ熊本!」と叫び、大会を締めくくった。
バックステージでは「聞いたでしょ、後楽園のお客さんの熊本コール。この声を、思いを届けるのが俺の役目だから。今回はそんな負けられない思いも背負って、Jr.フェスティバルを優勝するぞ!」と故郷のためにもVを誓った。













