新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」8日横浜大会のBブロック公式戦で、ザック・セイバーJr.(39)がドリラ・モロニー(29)から3勝目を挙げた。
すでに4敗と苦しい戦いが続いていた2024年大会覇者に、遅まきながらエンジンがかかってきた。モロニーの右腕に集中砲火を浴びせたザックは、トラースキック、ザ・ゴア(スピアー)で反撃を許す。それでもドリラキラーにだけは行かせず、フロントネックロックで切り返した。
なおもドリラキラーを狙われたザックは、これを阻止してザックドライバーを発射。打撃戦からトラースキックを浴び、三度ドリラキラーの体勢に入られるが、これを着地すると、巧みにモロニーを押さえ込んで、3カウントを奪ってみせた。
バックステージでザックは「8月8日は新日本の歴史において最も重要な日の一つだ。ありがとう、藤波さん」と、藤波辰爾とアントニオ猪木が伝説の60分フルタイムドローを戦った1988年8月8日での勝利に胸を張った。
もっともブロック突破に向け、極めて厳しい状況には変わりない。ザックは「6ポイントか。たぶん優勝はもう無理だな。だが、まだ楽しみながらやっていこうじゃないか。そうだろ、みんな?」と開き直りつつ、残り公式戦へ闘志を燃やしていた。












