新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」9日高崎大会のAブロック公式戦で、大岩陵平(27)がジェイク・リー(37)から5勝目を挙げた。

 大岩は2023年9月から24年7月までノアで国内武者修行を積んだ。23年10月まで同団体最高峰のGHCヘビー級王座を巻いていたジェイクは、ノア時代の入場曲とコスチュームで登場。何やら両者の思惑が交錯する公式戦で、大岩はジェイクの右足へ集中砲火を浴びせていった。

 場外乱闘で大岩がジェイクを鉄柱に激突させると、一進一退の攻防がいきなり動き出す。顔に簡易ペイントを施したジェイクに猛反撃を許し、大岩は強烈なキックを連発された。

 リングに戻っても劣勢の大岩は、FBS(串刺しブーツ)こそ回避したもののハイキックを浴びてしまう。それでも膝蹴りをキャッチするとデスロール(変型ドラゴンスクリュー)2連発で逆転。最後は執ようなTMクラッチ(変型逆方エビ固め)でギブアップを奪ってみせた。

 これで勝ち点10を伸ばし、優勝争いに生き残った大岩は「俺は最後までお前のヒザ一点攻め貫いたぞ。お前は途中まで俺の腕、いい感じで攻めてたのにピエロになって逃げたな。怖かったんか? 何で逃げたんだよ。最後まで俺と正々堂々戦おうや」とジェイクに苦言。「お前は今日、一点攻めやめてピエロになったから負けたんだ。今日のように俺はこれからも自分のスタイル貫いていくぞ」とこだわりをのぞかせていた。