パ2位の西武は4日のロッテ戦(ZOZOマリン)に3―5で逆転負けを喫した。

 初回、主砲のタイラー・ネビンの先制2ランで先手を取りながら、先発・平良海馬投手(26)の不調が痛手となった。序盤から細かい制球に苦しみ、2回、3回と続けざまに先頭打者の四球をきっかけに失点を重ねた。2―2の同点で迎えた3回には、一死二塁から5番・ソトの同点適時打を浴びた後、7番の伏兵・小川に内角寄りの151キロ直球を右翼席に運ばれるなど3失点。今季ワーストとなる9安打5失点で、この回限りでKOされた。

 試合前まで防御率1・16と先発陣で最も計算できる右腕が序盤でマウンドを降りる事態に西口文也監督(53)は「自分の思い通りの投球ができていない」と首をかしげた。

 打線はネビン、カナリオの助っ人がアーチ攻勢をかけ、3得点を奪ったものの、2回以降はロッテ先発・小島ら敵投手陣に5安打とつながりを欠いた。5位・ロッテとの2連戦初戦を落とし、首位・ソフトバンクが、同日の日本ハム戦に勝利したため、ゲーム差は「7」に拡大。手痛い逆転負けで自力優勝の可能性が消滅も、西口監督は「全く考えてなかったです。ズルズルいくわけにはいかないので、しっかり明日は勝ちをつけられるように頑張りたい」と、あくまで次戦の必勝に目を向けていた。