歓喜の裏で大きな誤算も…。ホワイトソックスが24日(日本時間25日)のロイヤルズ戦に9―1で快勝し、5年ぶり12度目のポストシーズン(PS)進出を決めた。
2年連続で100敗以上を喫した球団が翌シーズンのPSに出場するのはMLB史上初。しかも、ホワイトソックスの場合は2023年から3年連続で100敗以上(101敗、121敗、102敗)を喫してきただけに、さらに高い壁をぶち破ったことになる。今季から加入した村上宗隆内野手(26)による影響が絶大だったが、補強のすべてが奏功したわけではない。
8月のトレード期限前にマリナーズから移籍してきたルイス・カスティーヨ投手(33)がこの日、「右肩インピンジメント症候群」で15日間の負傷者リスト入り。先発投手陣の強化が狙いだったが、加入後は6試合に先発して防御率7・52と精彩を欠き、ブルペンに配置転換となっても十分な結果を残せなかった。
米老舗誌「スポーツ・イラストレイテッド」は「先発ローテーションの補強が必要であることは誰の目にも明らかだった」と当時のチーム状況を振り返りつつ「この若手中心のチームは、(トレード)市場で注目を集めるトップクラスの選手を獲得せずに型破りな道を選んだ。狙いを定めたのはマリナーズに所属し、不振に陥っていた元オールスター選手だった」と指摘。
意外性のある補強だったとしたが、結果的に期待された活躍を見せられずに戦列を離れ「カスティーヨの成績や、2027年に2000万ドル(約32億円)以上の年俸が支払われる高額契約を引き受けたことを考えると、かなり大きなリスクだった。今となっては、そのリスクは報われなかったと言っても問題ないだろう」と〝失敗〟と位置づけた。
また「トレード・ルーマーズ」は「彼が来年健康だったとしても、ローテーション入りが保証されるわけではない」とバッサリ。球団にとっては村上という〝大当たり〟を引き当てたものの、来季にまで影を落とす計算違いもあったようだ。












