広島は25日のヤクルト戦(神宮)に延長10回の末、1―2でサヨナラ負けを喫した。前夜に続くサヨナラ負けで連敗。借金は今季ワーストを更新する16となり、7月の負け越しも決まった。

 新井貴浩監督は打線に大きく手を加えた。小園、菊池をベンチスタートとし、名原をプロ初の5番に起用。二俣も今季初めて遊撃で先発起用するなど、大胆なオーダーで流れを変えようとした。

 だが、プロ初登板初先発の西舘の前に打線は苦しんだ。初回は二死満塁の先制機を逃すなど、5回まで2安打無得点。西舘の降板後もヤクルト救援陣を打ち崩せず、8回には二死二、三塁と一打逆転の好機を迎えたが、名原が空振り三振に倒れ、あと1本が出なかった。

 それでも土壇場で粘りを見せる。1点を追う9回に先頭モンテロが四球を選ぶと、持丸が送りバントをフライにして一死。二俣が空振り三振に倒れて二死となったが、途中出場の菊池が中前打でつなぎ、一、二塁から秋山が左前へ同点適時打を放った。さらに相手の暴投で二、三塁と一打勝ち越しの好機を迎えたものの、代打・佐々木は三直に倒れ、勝ち越し点は奪えなかった。

 9回裏は森浦が代打・宮本に安打を許すなど二死三塁のピンチを招いたが、内山を敬遠し、最後は松本直を一邪飛に打ち取り、試合を延長へ持ち込んだ。

 しかし、延長10回、4番手・遠藤が先頭の塩見に二塁打を浴びると、ボークで無死三塁。一塁を空けて長岡を敬遠し、さらに丸山和も申告敬遠して無死満塁策を選択した。赤羽を空振り三振に仕留めて一死満塁としたが、代打・古賀に右翼への犠飛を運ばれ、力尽きた。

 2試合連続でのサヨナラ負けは今季3度目。リーグワーストタイとなる今季7度目のサヨナラ負けを喫し、苦しい戦いが続いている。