ア・リーグ西地区の最下位に低迷するエンゼルスが26日(日本時間27日)、ペリー・ミナシアンGMを電撃解任し、カージナルスで球団社長を務めたジョン・モゼリアク氏が暫定GMに就任したと発表した。

 ついに組織にメスが入った。エンゼルスがポストシーズンに進出できたのは2014年が最後で、ミナシアンGMが着任した20年11月以降も地区で4位(21年)、3位(22年)、4位(23年)、5位(24年)、5位(25年)と下位をさまよい続けた。23年オフには大谷翔平投手(31)が同じロサンゼルスを拠点とするドジャースに移籍。大谷サイドがドジャースから受けた7年総額10億ドル(約1015億円)と同じ条件をエンゼルスにも伝えたが、応じなかったと伝えられている。

 エンゼルスの専門メディア「halohangout」は、ミナシアンGMの解任を「まさにエンゼルスらしいやり方で発表」と報道じた。

 かねてGMや経営陣の慎重な補強方針などに不信感が募っており、くしくもこの日はメッツにも指揮官交代の激震が走ったばかりだった。同メディアは「答えは出たが、青天のへきれきだった。メッツがカルロス・メンドーサ監督を解任したのと同じ日、エンゼルスはミナシアンを解任し、元カージナルスのトップ幹部であるジョン・モゼリアクを暫定GMに任命した。予想通り、球団の発表ツイートは見事な手腕で重要な情報をひた隠しにした」と皮肉った。

 ただ、7月中旬にMLBドラフト、8月上旬にはトレード期限も控えている。そうした点を踏まえ、ミナシアンGMの解任を「妥当」、モゼリアク氏の抜てきを「経験したことがない人物を3週間前に雇うよりも移行がスムーズだろう」と伝えている。