日本ハムが14日の中日戦(エスコン)に5―9で敗れ、4日の広島戦(マツダ)から続けてきた連勝がついに「9」でストップした。
一時同点に追いつきながらも中継ぎが崩れ、突き放された展開に新庄剛志監督(54)も「今まで中継ぎのみんなが、完璧と言っていいほど抑えてくれてたんで。まあ、こういう日もありますよ」と悔しそうに話した。
セ・リーグ最下位のチームを相手に痛い星を落としたが、ナインの間にはむしろ「ここからが本当の戦い」との雰囲気が漂う。交流戦優勝の可能性を残すからではない。13勝4敗で大幅に貯金を増やした交流戦の戦いぶりが〝真の強さ〟かどうかが不透明だからだ。
借金生活から貯金6(36勝30敗)までV字回復できたのもセ球団が相手で、パの上位球団も自軍と同様に交流戦で白星を積み上げた。リーグ戦は雨天順延となった広島戦(16日、マツダ)を経て、19日から再開する。その最初のカードは今季8戦全敗の宿敵・ソフトバンクとの3連戦(エスコン)。9連勝を飾ったとはいえ、再び奈落の底に突き落とされる可能性もあり「これから」と気合を入れ直す選手も少なくなかった。
実際、13日の試合でサヨナラ打を放つなど大型連勝に大きく貢献した水野は、9連勝と交流戦優勝の可能性について「リーグ優勝につながるのでいいとは思います」と一定の評価を口にしたものの「でも、パ・リーグがみんな勝っているので。これだけ勝っても(リーグの)順位はほぼ変わりませんから」と淡々。
別の野手も「セ・リーグ相手に連勝できても、ファイターズが今強いのかどうかは分からない。パ・リーグのチームと戦ってからでしょう」とズバリ。交流戦の好成績にはやや疑心暗鬼になっていた。
日本ハムは最後の広島戦に勝利すれば、同日行われる西武戦の結果次第で交流戦Vも見えてくる。新庄監督は「もう優勝してね。(賞金を獲得して)裏方さんにお小遣いをゲットしたいんですけどね。でも、こればっかしはやってみないと分からないので」。交流戦優勝で勢いをつけてリーグ戦に臨みたい考えだが、真価が問われる戦いは続く。












