阪神・藤川球児監督(45)の退場処分について、福家責任審判が試合後に説明した。

 事の発端は7回一死から一塁走者・熊谷が盗塁死となった場面。虎将はリクエストを要求したが、リプレー検証の結果、判定は変わらずアウト。すると和田ヘッド、藤本コーチとともにベンチを出て抗議を行い、その後退場が宣告された。

 福家責任審判は「本年からリプレーセンターが設置され、リプレーセンターで一括してジャッジをしています。その判定をわれわれがグラウンドで受け取り、伝える形になっています。ただ、リプレー検証後の判定に対する異議申し立ては一切できません。アグリーメントにも書かれている通りです」と説明。

 藤川監督には警告も行っていたといい、「異議申し立てはできませんという警告を2回発していますので、それ以上は何もできません」と処分に至った経緯を明かした。

 また検証時間が長時間に及んだことについては「それだけ際どいプレーで、丁寧に見ていただき、検証していただいたということだと思います」とした。

 藤川監督は試合後、「冷静ではいましたけれど、審判の方に決して侮辱であるとか、そういうつもりは一切ありません」と話し、チームリーダーとして抗議を行ったことを強調した。 

 日本野球機構のルール上、リプレー検証後の異議申し立ては認められていない。審判団は規定に沿って退場を宣告した形となった。