阪神は10日のソフトバンク戦(みずほペイペイ)に2―6で敗れて2連敗。セ・リーグ首位から陥落した。退場処分を受けた藤川球児監督(45)は試合後、リプレー検証後に抗議へ向かった場面について説明した。
2―3で迎えた7回一死一塁。一走・熊谷が二盗を試みたが、判定はタッチアウト。藤川監督はすぐさまリクエストを要求した。左翼席の虎党からはセーフを確信したかのような歓声も上がったが、長い検証の末に判定は覆らず。球場には大ブーイングが響き渡った。
虎将は、和田コーチ、藤本コーチとともにベンチを飛び出し、責任審判の福家球審へ抗議。山本貴塁審も間に入ったが、リプレー検証後の判定に対する異議申し立てはルール上認められておらず退場処分となった。
火の玉指揮官はやりきれない様子でホワイトボードを右手で叩き、ダッグアウトへ。チームはその後も反撃できず黒星を喫した。試合後は「審議してる時間が長かったし、アンパイアの方も迷いがあったと思う。リプレイセンターの方も難しかったんだろうなとは思いますけど。グラウンド上は両チームとも真剣にやっている。こういうことはチームの代表としてね」と説明。
リプレー検証後の抗議は退場処分になることも理解していたとした上で、「勝負ですからね。みんなが全力で真剣に戦ってるのがプロ野球の舞台。そういう時も時にはあるでしょうし。冷静ではいましたけれど、審判の方に決して侮辱であるとか、そういうつもりは一切ありません」と語った。
苦しんでいる交流戦の中で起こった指揮官の退場劇。後味の悪さも残る一戦となったが、藤川監督は「もう終わったことですからね。きちっとゲーム終わりましたし、前向きにまた明日戦うと、そこに尽きます」と切り替えを強調し、球場を後にした。












