巨人の田中将大投手(37)が28日のソフトバンク戦(東京ドーム)に先発し、5回83球を投げて5安打3失点。1点差のリードを守ってマウンドを降りたが、救援陣が逆転を許し、今季4勝目はならなかった。
4―1の5回に相手先発のスチュワートなどに安打を浴びて二死一、三塁のピンチを招くと、正木に適時打、二死満塁から近藤への際どいコースをボールと判定され、押し出し四球で失点した。なおも二死満塁の場面では2回にソロ本塁打を許した栗原を迎えたが、一ゴロに打ち取り、最少リードは保って降板。しかしベンチに戻る際には、グラブに向かって声を荒らげ、悔しさをにじませた。
試合後は「やっぱり5回じゃないですか。二死からつながれて、もったいなかったなと思います」と振り返り、「後ろの投手にしんどい場面でバトンを渡すことになってしまったんで。そこは自分が投げてる間で、早い段階で切りたかったな」と悔やんだ。
橋上秀樹監督代行(60)は序盤の投球について「非常に丁寧にね、追ってましたし、向こうも対応には苦労してたような感じはありました」と評価。一方で「ピッチャーもバット持ってますから。いないとこに飛ぶとヒットになっちゃう。もったいなかったかなっていうところがありました」とスチュワートに安打を許した場面を振り返った。
また、4回の打席ではひやりとする場面があった。スチュワートが投じた2球目、152キロ直球が送りバントの構えを見せた田中将の頭部付近へ。とっさに身をかがめて回避したが、直後に声をあげ、マウンド上の右腕をにらみ付けていた。
この場面が後の投球に影響したのか?について右腕は「関係ない」とキッパリ。一方で橋上監督代行は「9人制でピッチャーが打席に立つ以上はピッチャーのバントという必要性は多少はある。そういったものが本来の登板とピッチングの方に影響が出ないような方法はいろいろ考えていかなきゃいけないかなとは思いました。具体的にはなかなか言えないですけども、それに関してはいくつかバッテリーコーチも含めて話はしている段階ではあったので」と懸念点の対応策を検討していることを明かした。












