〝関節技の鬼〟藤原喜明(77)の大活躍を、対戦した〝平成のテロリスト〟村上和成(52)が振り返った。
4月に喜寿を迎えた藤原は27日、ストロングスタイルプロレス(SSPW)後楽園大会に参戦。6人タッグマッチ(藤原&石川雄規&船木誠勝vs村上&高橋〝人喰い〟義生&アレクサンダー大塚)に出場すると、村上を徹底的にマークし〝新旧テロリスト対決〟を挑んだ。
藤原は年齢を一切感じさせない流血ファイトを展開。村上に脇固めを決めるチャンスもつくったが、最後は代わった高橋のヒザ十字固めで無念のレフェリーストップ負けを喫した。試合後は全員で座礼しノーサイド。藤原の健在ぶりに会場からは万雷の拍手が送られた。
藤原とバチバチの攻防を繰り広げた村上は試合後、取材に応じ「(藤原の)動きは落ちてますよ。でも絶対に落ちていないのは関節を決めるタイミングとポジション。俺本当にヒジ外れたと思いましたもん」と衰えを知らない藤原の関節技の威力を振り返った。「脇が決まって、自分でずらしたら今度ヒジ決めてきて。完全に次から次へ、手首まで取ってきた。これはヤバいと思った」と大ピンチだったことを明かした。
村上によれば藤原の関節技の完成度の高さは、桜庭和志もアキレス腱固めの指導を仰いだほどだという。「指一本分、関節一個分のところをかいくぐっていく。本当にすごいクソジジイだと思います」と笑った。
村上は藤原から試合後「お前最高だよ」と声をかけられたという。今後については「米寿で(リングに)上がって来いということですよ。俺は戦いますよ。今日のメンバーでいいんじゃないですか」と11年後の再会に期待を寄せた。88歳となった藤原が、63歳の村上の腕をきしませる日も来るのかもしれない。











