女子プロレス「スターダム」26日の後楽園大会でワールド王者の玖麗さやか(25)が次期挑戦者の鈴季すず(23)に、前哨戦のタッグマッチでフォール負けを喫した。
玖麗は23日愛知大会で伊藤麻希を下し、初防衛に成功。V2戦の相手は、同大会での4WAYマッチを制して次期挑戦権を手にした鈴季となった。この日は「コズミック・エンジェルズ(CA)」の同門、なつぽいと組んで「ミ・ヴィダ・ロカ(MVL)」の鈴季、鉄アキラといきなり第1試合から激突した。
鈴季のパワーファイトを前に苦戦する玖麗だったが、代わった鉄にはドロップキックを見舞うなど意地を見せる。その後もなつぽいとの連携技を決め、ペースを取り戻していった。
しかし10分過ぎ、リング上で孤立した玖麗は、敵軍からサンドイッチ式のニーパッドを食らって一転ピンチに陥る。鈴季のジャーマンスープレックスで追撃されると、反撃もむなしく最後は2度目のジャーマンスープレックスでマットに叩きつけられ、敗北した。
試合後、マイクを握った鈴季からは「おい玖麗、これが赤のチャンピオンの実力か? たった10分ちょっとで、しかもタッグマッチで私に負けてかわいそうに」と挑発される。さらには「耳の穴かっぽじってよく聞けよ。お前がチャンピオンじゃなくて、鈴季すずがチャンピオンになった方が、ここにいる全員がうれしいはずだよ。こんなキャリアでよく頑張りましたね、おつかれさまでちた」と王者の資質に疑問を呈された。
バックステージで玖麗は「鈴季すずの強さはわかってたつもりだったんですけど、今日改めて身をもって感じました」と肩を落とす。それでも「挑戦者が強い方が赤いベルトの価値ももっともっと上がるに決まってる。今はどうやって鈴季すずを倒そうか、そして鈴季すずを倒した後のことまでもう考えてるので、今日は負けたけど、この借りをしっかり返して、この赤いベルトを持って青空を広げていきます」と前を向いていた。













