〝太陽神〟Sareee(30)が、前代未聞の「日米同日ダブルヘッダー出場」に挑戦する。

 16日に東京・後楽園ホールで開催される、鉄人・小橋建太(59)の完全プロデュース興行「Fortune Dream 11」でスターダムの上谷沙弥、センダイガールズの橋本千紘と3WAY戦で対戦する。現在の女子プロレス界を代表するトップ3が三つどもえで激突する注目マッチだが、16日にはもう1試合が予定されている。

 しかもその大会は、何と米国ネバダ州ラスベガスで行われる。彩羽匠(マーベラス)との強力タッグ「スパーク・ラッシュ」で、16日午後10時30分開始のイベント「SHOOTING STAR FEST」に参戦が決定。日本時間では17日とはいえ「4月16日」の同日に日本と米国の大会で、ダブルヘッダーで出場する異例の事態となった。

 これに伴い、Sareeeは超強行日程を強いられる。「Fortune Dream 11」の試合開始は午後6時20分で、3WAY戦はメインイベントを予定されており、激闘を終えた直後に羽田空港に移動。午後11時前の航空便でサンフランシスコに向かう。約10時間のフライトでサンフランシスコに到着すると、約3時間後にラスベガス行きに乗り換える。

 折しも米国とイスラエルによるイラン攻撃で世界の航空事情は混乱したままで、飛行機の到着時間が遅れる可能性がある。さらに無事にラスベガスに着いた後も、難題が待ち受ける。トランプ政権は昨年から不法移民政策を強化したため、入国管理が混雑したり、セキュリティーチェックに時間がかかる恐れもある。

 ラスベガス空港も広さがあり、Sareeeが迎えの車にたどり着けるのか、との不安もある。トラブルが一つでも起きれば、会場に到着できないことも十分あり得るのだ。

 もちろんこれは、Sareeeの売れっ子ぶりを示す証しでもある。当の本人は「リスクはありますが、呼んでいただけたので」と、欠場するリスクを抱えながらオファーしてくれたイベント側の熱意に応えたいという。「不安? 特にありません。今までもどうにかなるだろうと思ってやってきて、どうにかなったんで、何とかなりますよ。海外の方々はパニクってるみたいですが、私にはプロレスの神様がついているんで、連れていってくれると思います」と笑みを浮かべた。
 
 7日は「焼肉屋さかい」のメディア試食会(東京・新宿歌舞伎町店)に、1日からフリーになったChi Chi、師匠の伊藤薫とともに参加し、新メニューに舌鼓を打った。果たして〝太陽神〟は、「日出る国」から「シンシティー」へと到着できるのか?