ドジャースが6日(日本時間7日)、敵地トロントでのブルージェイズ戦で6点リードの展開から重盗を成功させ、追加点をもぎ取った。
初回からT・ヘルナンデスの2ランで先制し、3回はフリーマンの2ラン、6回には大谷にも3号ソロが飛び出し、7―1とリードした。さらに、この回はカイル・タッカー外野手(29)とT・ヘルナンデスが四球を選んで二死一、二塁とチャンスを広げた。すると、パヘスの打席で相手投手が右腕のナンスに代わり、4球目で走者がそれぞれスタート。二塁走者のタッカーは三塁へのヘッドスライディングでセーフとなり、二塁を陥れた一走のT・ヘルナンデスにも盗塁が記録された。
三塁の判定を巡り、ブルージェイズ側がチャレンジを要求したものの結果は覆らず「セーフ」。ただ、6点差をつけた中での重盗に「BS NHK」で解説を務めた斎藤隆氏(56)は、スタートを切った瞬間に「なぜ?」と思わず声を上げた。
デーブ・ロバーツ監督(53)の指示なのか、タッカーらの自己判断だったかは定かでないが、結果責任を負うのは指揮官。ルールに明記こそされていないものの、得点差が開いた状況でリードしている側は盗塁しないことが暗黙の了解となっている。6点差は微妙なラインながら、暗黙のルールを破ると報復死球などチーム間のトラブルに発展するケースもある。
疑問に感じたのは斎藤氏だけではなく、SNS上でもファンから「走る必要ある?」「6点差だけど」といった声が噴出。さらに、懸命に滑り込んだタッカーは勢いよく手からベースに突っ込んでいたため「手首がこわい」「アグレッシブな盗塁はいいけどケガはやめてくれ」「意味不明な盗塁でケガしないでね」など不安視する投稿も相次いだ。
結果的に二死二、三塁まで拡大したチャンスでパヘスの右中間を破る2点適時二塁打でこの回3点を追加。大量リードをさらに広げたが、さまざまなリスクを伴った攻撃にモヤモヤ感が残ったようだ。











