第98回選抜高校野球大会第11日(31日=甲子園)の決勝で智弁学園(奈良)と対戦する大阪桐蔭は30日、兵庫県西宮市内で練習を行った。この日はストレッチや走り込み、内野ノックなど軽めのメニューで汗を流した。

 西谷浩一監督(56)は「ミスもたくさんありますので課題は山積ですけど、その中で粘り抜いてできていることは選手たちの頑張りなので、少しずつ力はついてきていると思います」とここまでの激戦を振り返る。今大会は三重との2回戦を延長タイブレークの末6―5、英明(香川)との3回戦を4―3、専大松戸(千葉)との準決勝を3―2と息詰まる接戦を乗り越えて決勝戦まで駒を進めてきた。

 智弁学園について「打つ方も投げる方も充実している」と分析。エース左腕・杉本(3年)を「タフだなと。この大会でかなり成長している姿を見て、いい投手だなと思っている。甲子園はそういういい投手を打ってこそ勉強になる。簡単に打てないと思いますけれども好球必打でしっかり打っていきたい」と警戒しながらも、「粘り抜いて、接戦に持ち込んで、その中で勝っていくしか今は力がない。とにかく全員で日本一にこだわって最後までやり続けたい」と言葉を引き締めた。大阪桐蔭は粘り野球で春夏通算10度目の日本一を目指す。