阪神は15日の広島戦(甲子園)に0―2で敗北。今季初の完封負けで2連敗を喫した。

 中5日で臨んだ先発・大竹耕太郎投手(30)は3回まで走者を許しながらも無失点投球。しかし4回二死から難敵・モンテロに内角高めのスライダーを完璧に仕留められた。打った瞬間の打球は左翼席中段に突き刺さる先制ソロ。マウンド上では悔しげな表情を浮かべた。

 さらに1点ビハインドの6回には味方の失策から痛い失点を許した。先頭・大盛の当たりが一塁・大山の前で大きく跳ねて右翼線へ。二塁まで進塁を許し、一死三塁となって小園の適時打を浴びて追加点を与えた。藤川球児監督(45)は先発としての仕事は果たしたとし、「モンテロ選手のホームランも2アウトからだったので…」と振り返った。

 打線は今季3度目の対戦となった鯉先発・栗林に手も足も出なかった。初回一死から森下が三塁・坂倉の失策で出塁し、大山の右前打で二死一、三塁としたが、中野が中飛に倒れて先制とはならず。

 その後は9回まで無安打に抑えられ、スタンドからは大きなため息が響き渡った。指揮官も「栗林選手がすばらしいですね。カウント取るボールも、勝負球も持っているというところでは、現状の数字通り素晴らしかったです」と相手をたたえるしかなかった。 

虎打線を完封し喜ぶ栗林(右)と持丸のバッテリー
虎打線を完封し喜ぶ栗林(右)と持丸のバッテリー