2022年北京五輪でドーピング違反となったフィギュアスケート女子で世界最高得点記録保持者のカミラ・ワリエワ(19=ロシア)が21日に行われた同国最高峰の大会「チャンネルワンカップ」で復帰を果たしたが、ショートプログラム(SP)では代名詞の4回転ジャンプに失敗するなど70・09点で得点は伸びず4位だった。
ワリエワは昨年末で出場停止期間が終わり、本格的に復帰。しかし、4回転トーループに失敗するなど精彩を欠いた。
ロシアフィギュアスケート界の重鎮タチアナ・タラソワ氏は、同国メディア「スポーツ24」でワリエワの演技を解説。厳しいジャッジを下した。
「ワリエワの演技にはいくつか疑問点がある。でも、それはジャーナリストではなく、カミラのコーチに伝える」と課題が複数あったと指摘して辛口評価。「彼女が試合に出場するだけの力を発揮してくれたことはうれしいが、もっと違った演技を見てみたい」と注文をつけた。
やはり実戦から遠ざかっていたことが大きく影響していると指摘。「彼女が新しいプログラムを完全に準備できるまで待つしかない。これまで彼女がやってきたことはすべてできると分かっている。今はトレーニングで全ての要素をこなせるかもしれないが、試合となると話は全く別だ」と分析。「彼女の演技を見た後は、言葉を失うほど感動したい。しかし今日は、彼女にはまだ改善すべき点があることが明らかになった。例えば、以前のようなスピード感は感じられなかった」と絶対王者として君臨していた4年前までとの違いをズバリ語った。
「いずれにしても、これは彼女にとって(復帰後)初めての大会だったので、まだまだ努力が必要。以前のレベルに戻りたいなら、リンクに出て滑らなければなりません」と今後は練習と実戦を積み重ねる必要性を説いた。












