WBCの準決勝・米国―ドミニカ共和国戦(ローンデポ・パーク)が15日(日本時間16日)に行われ、両国の一線級のメジャーリーガーたちが豪華競演を果たした。

 試合前から「事実上の決勝戦」とまで評されたこの日の一戦。ラインアップには誰もが知る大物選手たちが名を連ねると、球場に集まったファンたちも熱狂的な声援を送っていた。

 まずは2回にドミニカのカミネロ(レイズ)が相手先発・スキーンズ(パイレーツ)から左中間へのソロを放ち先制に成功。陽気なドミニカ共和国のファンたちは自席を離れて狂喜乱舞のお祭り騒ぎで大喜び。

 対する米国は4回に先頭・ヘンダーソン(オリオールズ)が相手先発・セベリーノ(アスレチックス)の8球目、153キロのカットボールを完ぺきに捉え、打球を右中間スタンドへ。貴重な同点弾とすると、今度はアンソニー(レッドソックス)が2番手・ソト(パイレーツ)からバックスクリーン右への特大ソロを放ち、勝ち越しに成功した。

 守っては米国の右翼手・ジャッジ(ヤンキース)が3回二死一塁からマルテが放った打球を捕球後すぐにレーザービームのような送球を三塁に飛ばすと、ノーバウンドで三塁手まで到達し、走者・タティス(パドレス)のタッチアウトに成功。4回にもソトの放った右翼への浅い打球に飛びついて追いつき好捕とした。これにはドミニカ共和国ファンの熱量に圧倒され気味だった米国のファンも負けじと大盛り上がりとなった。