GHCヘビー級王者のYoshiki Inamura(稲村愛輝=33)が、防衛ロードに水を差す極悪軍「TEAM2000X(T2KX)」の壊滅を誓った。

 稲村は8日の横浜大会で拳王を破ってV5。次期挑戦者は本人たっての要望で、WWEに所属したことがある選手を望んだ。しかしT2KXのマネジャーであるヨシ・タツの介入を受け、アルファ・ウルフがV6戦の相手となってしまった。

 稲村はこの日の拳王との一騎打ちもV2戦での実現を望んでいたが、T2KXの策略で、3度も対戦相手の変更を余儀なくされた。取材に応じた稲村は「対策はもう〝クイット〟しました。だってどうやったって(邪魔しに)来るんだもん…」と諦めモード。その上で「フロントにスタンドするなら、誰の挑戦でも受けるのがミー。全員倒してやりますよ」と極悪軍の壊滅を誓っていた。

 アルファとの対戦は2024年のN―1公式戦以来。稲村は「印象深い試合だったので、またファイトできるのはうれしい。ヘビーでありながらジュニアの機動力がある、よりデンジャラスな選手と思ってファイトします」と警戒していた。

 現在選手としての活動はないが、ヨシ・タツは王者の求める元WWEのレスラーだ。「話も長いし、とにかくうっとうしい。でもその経歴をミーは紛れもなくリスペクトしています」と稲村は評価。「もしミスター・ヨシ・タツが本気でプロレスラーとしてリングに立ったら僕はファイトしますよ」と拳を握りしめていた。取材を終えた稲村は、黄金色に輝く裸馬にまたがり、一路横浜の荒野へ。受難続きの防衛ロードを走り切ることはできるか。