開幕戦に昨夏覇者が登場する。第98回選抜高等学校野球大会の第1日第1試合は、昨夏Vの沖縄尚学―帝京(東京)に決まった。

 昨年の選手権大会で沖縄尚学は、当時2年生だった最速150キロ左腕・末吉良丞投手(3年)、右腕・新垣有絃投手(3年)の〝二枚看板〟を軸に頂点に駆け上がった。比嘉公也監督(44)は、連覇がかかる今大会に向けても「去年経験した2人のピッチャーがバックを安心させるような試合展開にしてくれたら」と期待した。

 初戦の相手となる帝京については「強力打線で、打撃のいいチームというイメージがあります」と警戒感。一方で自軍については「去年のチームとは真逆というか、あまり点が取れないし… エラーが多いのが一番の違い」と苦笑いを浮かべた。

 さらにエースの末吉は、先週インフルエンザに罹患したばかりで状態も気がかり。それでも指揮官は「状態にもよりますが、普通に考えると末吉かな」と開幕戦のマウンドを任せる考えを示した。

 対する帝京・金田優哉監督(40)は「32チームの中で1番難しい試合。準備をしっかりして、開会式の雰囲気のまま試合に入りたい」とし、「日本一のピッチャーも残っていて、そういう投手との対戦を想定して練習している。どういう試合ができるかとても楽しみ」と力を込めた。