ヤンキースは5日(日本時間6日)にアーロン・ジャッジ外野手(34)を負傷者リスト(IL)に入れたと発表し、長期的な戦力ダウンを余儀なくされた。
右肋骨の疲労骨折によるもので4~6週間後に行う再検査で回復具合を確認する予定。今季は打率2割4分8厘、17本塁打、38打点と例年のジャッジの成績と比べれば見劣りするものの、出場する可能性があるだけでも相手チームに与える重圧は計り知れない。しかし、1か月以上も戦力としてカウントできなくなり、ヤンキースとしても最も避けたい事態が現実のものとなってしまった。
今回の長期離脱に伴い、地元紙「ニューヨークポスト」(電子版)はア・リーグのMVP争いにも暗い影を落とすと占っている。MVPを獲得するには年間を通じて優秀な成績を残すことが不可欠で「ジャッジの3年連続のMVP受賞への望みは突然ほぼ絶たれてしまった」「少なくとも4~6週間の離脱を余儀なくされ、事実上、MVP争いから脱落することになる」と報じた。
また、同紙によるとジャッジは「主要なスポーツブック(賭け)のほとんどで圧倒的な本命と目されていた」というが、負傷後に人気が「急落した」とも伝えている。「FanDuel Sportsbook」のオッズでジャッジは「+150」となり、ボビー・ウィット(ロイヤルズ)が「+135」で大本命に浮上。ヨルダン・アルバレス(アストロズ)が「+160」で追走するなど、リーグ全体に地殻変動が起きているとした。
MVPを巡っては昨季までの2年間はア・リーグがジャッジ、ナ・リーグが大谷(ドジャース)と同じ顔合わせとなっていた。2シーズンぶりに開幕から投打二刀流で臨んでいる大谷はすでにMVP当確ともささやかれているが、ジャッジはどうなるのか。同紙は「ジャッジに奇跡が起きない限り、2026年のア・リーグMVPトロフィーは新たな選手が手にすることになるだろう」と絶望視したが――。












