待望の高卒ドラ1野手は大成するか――。巨人のプロ2年目・石塚裕惺内野手(20)への期待がますます高まっている。
チームの有事にチャンスが巡ってきた。吉川と門脇の負傷離脱に伴い、石塚は22日に今季2度目の一軍昇格。同日の広島戦(東京ドーム)に「8番・三塁」で先発起用された。結果は4打数無安打に終わったものの「ずっとここ(一軍)でプレーしたいという思いでやってきたので、スタートラインに立てたかなと思います」と前を向いた。
ドラフト1位で入団した経緯もあり、周囲から向けられる視線も異なる。巨人の高卒野手のドラ1では2014年の岡本(ブルージェイズ)以来、打線の中軸を担う選手は現れていない。4年目の浅野にも期待がかかるが、今季の一軍出場は9試合。打率1割8分5厘と結果を残せず、登録を抹消されている。
それでなくても石塚には開幕前から根強い待望論が持ち上がっていた。チームスタッフの一人は「プロ2年目だからこそ、巨人の生え抜き野手として一軍でたくさんプレーさせた方がいい。かつて由伸さんが和真を使い続けたように、石塚も継続して一軍メンバーとして起用するべきだと思う」と力説していた。
今ではバリバリのメジャーリーガーとなった岡本は、高橋監督が指揮を執っていた18年6月から4番で固定起用。当時は入団4年目で、調子を崩しても続けられた我慢の起用が奏功し、日本球界を代表するスラッガーに成長していった。
チームは阪神とシ烈な首位争いを繰り広げ、24日からは敵地・甲子園で3連戦。今後、激しさを増していくペナントレースで石塚が自分の居場所を勝ち取り、一軍でプレーを続けていければ飛躍も望める。
橋上監督代行も「年齢的に言っても、このチームのこれからを担っていくであろう選手ですから」と大きな期待を口にしていたが、石塚は存在感を示せるか。












