ドジャースの大谷翔平投手(32)のスイング時のバランスの異変が指摘された。米スポーツサイト「ヘビー」は22日(日本時間23日)、21日(同22日)のフィリーズ対ドジャース戦の中継中に、解説を務めた元メジャーリーガー、リック・マンデー氏が大谷のスイングについて「体重がかかと側に残り、必要以上に体が伸び切っているように見える」と分析したことを紹介した。

 ストライクゾーンを大きく外れた球にも手を出した際には、「スランプとまでは言わないまでも、大谷のパフォーマンスはその域に近づきつつある」と指摘したという。

 オールスター戦休みを挟み、21日の時点で後半戦に入ってからまだ5試合とサンプルは少ないが、この間、大谷は21打数4安打、打率1割9分、0本塁打。6三振を喫した一方で四球はわずか1個。ただ、相手先発はヤンキース戦ではコール、シュリトラー、フィリーズ戦は左腕サンチェス、ウィーラーと超一流だった。

 同サイトは「ドジャース最多の22本塁打を放つ打者としては、大幅な成績低下だ。大谷は今なお球界屈指の危険な打者であるだけに、最近の球の見極めやバランスの乱れは、他の打者以上に目につく」と懸念を示した。

 ドジャースはこれまで、大谷の左ヒザの状態について、投球には影響するものの、打撃には支障がないとの見解を示してきた。しかし同サイトは、「痛みを感じていなくても無意識に患部をかばい、その影響がスイングに表れている可能性があるのではないか」と指摘した。
 
 現在、投手は休業中で〝一刀流〟だからこそバットの結果が気になるところだ。同サイトは「最近の不振が左ヒザの故障によるものだと結論づけるには、十分な根拠がない。ただ、大谷が短期的なスランプに陥っていることは間違いない。単なる一時的な不調なのか、それとも膝に関連した打撃フォームの問題なのかは、今後数試合で明らかになるだろう」と締めた。