ドジャースの大谷翔平投手(32)は22日(日本時間23日)に敵地フィラデルフィアでのフィリーズ戦前にブルペンに入り、31球投げた。当初は先発登板する予定だったが、左ヒザの炎症のため、回避。ロバーツ監督は20日(同21日)に今週末にブルペン入りする見込みと話していたが、前倒しした形だ。

 地元紙「カリフォルニア・ポスト」のジャック・ハリス記者は自身のX(旧ツイッター)で「大谷翔平は本日予定されていた先発登板は回避したが、オールスター戦中に潤滑剤の注射を受けて以来、初めてのブルペンセッションを行った。31球の投球はほぼフルメニューのように見えた」と速報した。全球種を投げたようだ。

 米スポーツサイト「ジ・アスレチック」のファビアン・アルダーヤ記者は自身のXにプライアー投手コーチのコメントを投稿。「調子は良さそうだ。感触も良い。明日の様子を見てみよう。特に詳しく話すことはない。今夜は打席に立って、仕事をするだろう」。次回のブルペン投球は未定だという。

 MLB公式サイトも速報した。週末のニューヨークでブルペン入りする予定を前倒しした理由を「大谷は数日早く投球練習ができるほど体調が良いと感じたという」と説明。ロバーツ監督の「彼は自分の体のことを一番よく知っています」「もし、彼がマウンドに上がる準備ができたと感じたら我々はそれをサポートします。我々にとって重要なのは彼に無理強いしたり、プレッシャーをかけたりしないことです」とのコメントを紹介した。

 大谷の左ヒザの状態についてロバーツ監督は「芝生や平地などすべて順調でこれは大きな前進だ。腕の状態も問題ない。傾斜のあるマウンドで前傾姿勢を取れるかだった」と説明。しかし、投手復帰を早めることは考えていない。「投球数など彼が積み上げてきた信頼が損なわれるほど離脱したわけではない」「だからといって、彼が復帰初戦から100球も投げるとは考えていない」

 米メディア「ヘビー」は「これは回復の兆しであり、今月末か8月にも復帰できる可能性を示唆する明るい材料だ」と伝えた。今後、復帰を待望する報道が続くだろうが、無理は禁物だ。