ソフトバンクは4日のヤクルトとのオープン戦(みずほペイペイ)に1―3で敗れた。「1番・左翼」で先発出場した柳町達外野手(28)が〝最適解〟となるソロ本塁打を放った。
2点ビハインドの3回、二死走者なしで打席に立った柳町。「2アウトから得点を」と長打を意識してバットを振りぬいた。アンダーハンドの下川が投じた90キロ台のカーブを引き付けてとらえると、打球は右翼ポール際に飛び込む本塁打に。流れが相手に傾いた中で、二死走者なしからの価値ある追い上げの一発だった。柳町は「ああいう展開の中で長打で1点取るのはチーム的にも僕自身の市場価値的にも大事だと思う。そういう中でしっかり打てたのはよかった」と振り返り、小久保監督も「(あの場面で本塁打を)打てるバッターがいるとチームにとっては心強い」と評価した。
このオフは長打力アップをテーマにトレーニングを積んできた。昨季、最高出塁率のタイトルを獲得した背番号32の目標のひとつは2桁本塁打。「一発の怖さのある打者に成長していければ、もっと出塁率も上がっていくと思う。そこをどっちも上げられるように」と怖い打者が持つ〝相乗効果〟を目指してバットを振り込んでいく。
柳町にとってこの時期に結果を残すことの重要性は高い。ブレークした昨年でさえオープン戦では打率2割1分6厘と結果を残せず開幕は二軍。だが、今年はWBC日本代表との壮行試合からここまでの全7試合で安打を放ち、打率5割7分1厘(14打数8安打)と調整は順調だ。柳町は「結果を出さないと。下(の世代)にはすごく生きのいいみんながいるので、そこに負けないように全てにおいてしっかりやっていかないと」と意気込んだ。23年以来となる開幕一軍、そして初の開幕スタメンへ、感覚を研ぎ澄ましていく。












