ソフトバンクの秋広優人内野手(23)が25日からの台湾遠征でさらなる〝人気拡大〟に燃えている。

 23日に行われたWBC日本代表との壮行試合(宮崎)に途中出場した秋広は8回二死一、二塁の場面で甘く入った直球を逃さず捉え、右翼席への3ラン。多くの野球ファンが注目する一戦で結果を残し「強めに振って芯に当たってくれた。風もあったけど入ってよかった」と胸を張った。

 今季でプロ6年目。レギュラー取りへ台湾遠征中もアピールは不可欠となるが、現地における人気の上積みもモチベーションの一つとなっている。秋広は巨人時代の2024年にも台湾遠征を経験。当時、新設されたばかりの台北ドームで〝こけら落とし〟となった中信ブラザーズ戦で、同球場初打点となる適時打を含む3安打3打点の大活躍を見せた。

 お立ち台ではさまざまな質問に対して「ウォーアイ、台湾!(愛してます、台湾!)」を連呼し、現地のファンのハートをつかんだ。すると、自身のインスタグラムを中心にフォロワーが増加。秋広によると「その時増えたフォロワーはほとんど台湾の方だった」そうだ。

 あの時以来となる台湾での試合。秋広は「(前回の遠征で)インパクトは与えたと思う」と振り返りつつ「今年もできるように頑張りたい」と力を込めた。

 オフには山川や坂本の自主トレに参加し、打撃を大幅に見直し、現在はタイミングの取り方を意識しながら新フォームを自分のものにする作業を行っている。人気を得るにはまずはバットで結果を残すことが不可欠。さまざまな思いを胸に台湾遠征を飛躍への足掛かりにしてみせる。