米国・WWEの戸澤陽(40)が世界タッグ王者ウーソズ(ジミー&ジェイ・ウーソ)に大熱闘の末に敗れ、惜しくもベルト奪取ならなかった。
ユニット「アルファ・アカデミー」の盟友オーティスとのコンビで、2週前のロウで行われた4WAYの挑戦者決定戦に勝利。最後は戸澤がダイビングセントーンで殊勲のフォールと挑戦権を奪った。ただ、王者のウーソズは難攻不落だったブラッドライン時代も含め、タッグ王座の獲得が9度を数える世界屈指のタッグチームだ。
9日(日本時間10日)のロウ(オハイオ州クリーブランド)で、王者ウーソズ vs 戸澤&オーティスの王座戦が実現、戸澤は序盤から突貫ファイトで、ジェイにドロップキックを叩き込む。ジミーをハリケーンラナで吹っ飛ばすと、旋風脚を連発して2人とも場外に転落させる。続けて「ノー!」と叫びながら、怪力オーティスにリフトアップされ、場外のウーソズに投げつけられた。
大声援を受けた戸澤は絶好調。だが、ジミーのサモアンドロップをくらって劣勢に陥る。それでもローンバトルを強いられるも耐えしのぎ、DDTでジェイをマットに突き刺し逆襲だ。交代したオーティスは猛烈なパワーで王者組を蹴散らし、戸澤もジミーとジェイの2人めがけて、コーナーからミサイルキックをぶち込む。
さらにタンクトップを破り捨て、場外に落ちたウーソズを目掛け、トペ・スイシーダを交互に発射。決死のダイブ4連発から、リング内に放り込んだジミーにダイビングセントーンを浴びせた。完全に決まったが、3カウント直前でクリアされる。
必殺技で決まらず、戸澤は呆然。オーティスにタッチしてとどめの合体技に出るが、ジミーにかわされてスーパーキックをくらってしまう。戸澤がダウンする間に、相棒のオーティスがダブルのスピアーから合体技の1Dで叩きつけられ、ジェイに3カウントを許して終戦となった。
2016年のWWE入りから10年目にめぐってきたメインタイトル取りの大チャンスも、最強ウーソズの壁は厚く、あと一歩でベルトに届かず。大一番で敗れた戸澤は、リング上で頭を抱えたまま突っ伏し動けなくなってしまったが、ジミーとジェイは抱擁と握手で健闘をたたえた。ジェイは「戸澤とオーティスにリスペクトだ。いい試合だったぜ」と何とマイクで敬意を示した。
戸澤も自身のX(旧ツイッター)に、ロッカールームでオーティスからキスされ、Vサインをする写真を投稿。「一緒にまた別のチャンスを追いかけに行こう。君たちにいつも感謝してるよ。みんなのことが大好きだよ!」と前を向いた。諦めなければ、いつか夢はかなう。
この日のロウは「ABEMA」にて放送された。














