【イタリア・リビーニョ8日発】ミラノ・コルティナ五輪のスノーボード女子パラレル大回転予選(リビーニョ・スノーパーク)で、女子の竹内智香(広島ガス)がラストレースを終えた。

 2回の合計タイムで競う予選では1分36秒88の22位。上位16選手による決勝トーナメント進出は逃したが、五輪は7大会連続7度目の出場。冬季のスピードスケートで4度、夏季の自転車で3度五輪の舞台に立った橋本聖子(現日本オリンピック委員会会長)に並ぶ日本女子最多記録となった。竹内は「今日は7回目の五輪の最後のレース。27年間競技を続けてきて、今日もベストを尽くした。応援ありがとうございました」と清々しい表情を見せた。

 2014年ソチ五輪では銀メダルを獲得し、同種目の日本女子で初めて表彰台に立った。「とても誇りに思う。たくさんの人と出会い、たくさんの友達をつくることができた。メダル以上の価値がある」としみじみ振り返った上で、後輩たちに向けて「この大会は子供からお年寄りまで楽しめる。これからもスノーボード・アルペンの魅力を広めていってほしい」とエールを送った。

 近年は腰痛などに悩まされ、今季限りでの引退を表明していた竹内。1つの時代を築いたスノーボーダーの挑戦が幕を閉じた。