8年ぶりのワールドシリーズ優勝を目指すレッドソックスが先発投手陣の補強に成功した一方、余剰戦力となった外野陣の整理に直面している。特に焦点となっているのは、今季が5年契約の4年目となる吉田正尚外野手(32)の去就だ。
米スポーツサイト「アスレチック」は30日(日本時間31日)、球団がランヘル・スアレス投手(30)を獲得し、先発陣の厚みが増した半面、野手陣の起用法が不透明だと指摘。クレイグ・ブレスロー編成本部長は「守備力の重視」を明確にしており、三塁に有望株のマルセロ・マイヤー内野手(23)、遊撃にトレバー・ストーリー内野手(33)を据え、さらに守備に定評がある二塁手の獲得を模索しているという。
この「守備重視」の方針が吉田を窮地に追い込んでいる。現在、外野陣は昨季ゴールドグラブ賞のウィルヤー・アブレイユ外野手(26)とセイダン・ラファエラ外野手(25)に加え、若手のロマン・アンソニー外野手(21)、ジャレン・デュラン外野手(29)の4人で回す方針。
吉田の主戦場であるDH枠も、若手の出場機会確保や、ウィルソン・コントレラス内野手(33)が一塁を守らない時の起用や、故障からの実戦復帰を目指すトリストン・カサス内野手(26)との兼ね合いで埋まりつつある。
同サイトは「球団は今春も吉田のトレードを試みる可能性がある」と言及。実現しない場合、守備力に課題がある吉田の出場機会は激減し、高額年俸に見合わない厳しい立場に追い込まれる懸念がある。2026年シーズンをボストンで迎えるのか、あるいは新天地へ向かうのか。背番号7の動向から目が離せない。












