MLBの3球団がチケット価格をめぐってファンに提訴された。米メディア「フロントオフィス・スポーツ」によると、ジャイアンツはファンに明確な説明をせずにチケットの最終価格を吊り上げる「ジャンク料金」を請求したとして1月28日にカリフォルニア州連邦裁判所に提訴された。

 原告側は「球団が実際のコストを反映しない価格を宣伝していた。1枚10ドル(約1550円)で宣伝されていたチケット2枚が最終購入手続きで29ドル(4500円)になった」と訴え、数年に渡って数十万人のファンに影響を与えたと主張している。

 レッドソックスも同様に1月初旬にマサチューセッツ州連邦裁判所に集団で提訴された。〝ドリップ〟と言われる強制的なチケットの価格設定で当初の価格から最大150%も上昇したとしている。またナショナルズも昨年9月に同様の行為で提訴され、9ドル(約1300円)のチケットが非公開の手数料で11・25ドル(約1700円)になり、約25%も値上がりしたという。いずれも購入後に合計金額が表示されたことで混乱が生じている。

 米メディア「マルカ」は「MLB選手会は選手の収入を制限するとして厳格なサラリーキャップ制に反対している。法的要求の継続と経済的な緊張の高まりにより、MLBはグラウンド内外で複雑な状況に直面している」と伝えた。年俸高騰が問題になる中、チケット料金の上昇も大きく影響を受けていると見られる。