2025年度プロレス大賞で女子初の敢闘賞を受賞した〝太陽神〟Sareee(29)が激動の1年を振り返る。第1回は初戴冠を果たしたIWGP女子王座への思いを明かした。
【太陽神の闘争史(1)】
――2025年はベルトを落としてのスタートだった
Sareee 24年はシングルのベルトを2本巻いて念願の女子プロレス大賞も取れて、充実した1年でした。でも、新年1発目で林下詩美に負けて、その後シードリングのベルトも失い、里村(明衣子)さんに負けて3連敗。日本に帰国してから今年の1月までノンストップでやってきたので、ベルトを失って自分を見つめ直すところから始まった年でしたね。
――3月に自主興行で朱里と30分ドローの死闘を繰り広げた
Sareee 全てを失って自分にとって本当にほしいもの、やりたいことを考えた時に心に残っていたのは、IWGP女子のベルトを巻くことでした。24年4月に岩谷麻優に挑戦して負けたからこそ、何か結果を持っていかないと挑戦できないと思った。スターダム最強の選手・朱里に勝てば、挑戦者としてみんなが認める存在になれるし、自分自身も納得できると思って戦った。そこで朱里の強さを身に染みて感じましたね。
――ドローになったが、朱里の挑戦が先に決まった…
Sareee あれは悔しかったですね。言ったもん勝ちなんだなって。だからこそ、どっちが勝っても絶対に挑戦表明に行こうって思って、横浜アリーナ(4月27日)まで見に行きました。
――6月の代々木大会で朱里にリベンジを果たし、悲願の同王座戴冠を果たした。
Sareee 今回を逃したら、もう2度とこのベルトを巻けないんじゃないかという覚悟で試合に挑みました。日本に帰ってきてから、ずっとほしいと言い続けていたベルトだったので、腰に巻いた時は本当にうれしかったですね。
――V1戦では小波、V2戦では鈴季すずを撃破
Sareee スターダムのリーグ戦「5★STAR GP」に出させてもらって、最初は「渡辺桃しか眼中にない」って言ってたんですけど、小波には初戦で締め落とされて負けたし、ブーイングもあって火つきましたよね。そこからすずとの試合で刺激をたくさんもらいましたね。こんな選手いたんだって思ったし、もっと戦いたいなって素直に思えた。
――10月の新日本プロレス両国大会で朱里に敗れた
Sareee 新日本のリングってフリーの自分からすると、簡単に上がれるようなリングじゃないですし、上がれるなんて思ってもいなかった。その場所にチャンピオンとして立てて試合をして「やっとここまで来られたんだな」っていう思いはありました。でも、上がったことで満足はしなかったし、その先を見据えてたからこそ、負けたことがめちゃくちゃ悔しかった。もしあそこに勝てたら来年の1・4東京ドームで防衛戦もできたかもしれない。そのチャンスを自分で潰したことが今も悔しい。
――リベンジも考えている?
Sareee 今でもIWGP女子のベルトは自分が1番似合うって思うし、私があのベルトの価値を1番上げていける選手だと思ってる。なので、自然とまた自分にそのチャンスが巡ってくるんじゃないかなって。その時は絶対に取り戻して、IWGP女子というベルトとともに、もっともっと女子プロレス界を大きくしたい気持ちがあります。












