新たな歴史を切り開いた。フィギュアスケートの2026年ミラノ・コルティナ五輪代表選考会を兼ねる全日本選手権最終日(21日、東京・国立代々木競技場)、女子フリーが行われ、坂本花織(シスメックス)が154・93点、合計234・36点で5連覇を達成。18年平昌、22年北京に続き、自身3度目の五輪出場が決まった。
あえて口にはしてこなかったが、日本女子初の3大会連続の五輪出場は意識していた。「お姉ちゃんとかには言っていたけど、ちょっとひっそり目指すわ」。この日はエースにふさわしい安定した演技を披露し、会場の視線を1点に集めた。「有言実行じゃなく不言実行で(笑い)。なんかまた自分のウィキペディア見て『誰の成績やろ。にやにや』みたいな感じになるなと思った」と声を弾ませた。
普段は飽き性の性格。練習ノートなどは三日坊主が当たり前だったものの、スケートだけは飽きずに続けることができた。「いろんな経験をして、なんか人生、虹色だなと感じがした。北京の後に4年後を目指すと言った時点で『そういえば3回目はいないな』と思って、絶対達成にしたいなと思った。世界選手権で優勝できたり、いろんな経験を積んできて、自信もついた。ギアを緩めずいけたかな」と自らをほめたたえた。
北京五輪はシングルで銅メダル、団体で銀メダルを獲得した。かねて「銀メダル以上」と公言してきたエースは「今できるもののクオリティーを上げたい」とさらなる進化を宣言。また1つウィキペディアに勲章を追加することはできるか。













