フィギュアスケートの世界女王・島田麻央(木下グループ)に対し、日本のエースからエールが送られた。

 2026年ミラノ・コルティナ五輪の代表選考会を兼ねる全日本選手権最終日(21日、東京・国立代々木競技場)のフリーでは、冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を着氷。2本目の4回転トーループは転倒したが、148・75点、合計228・08点で2位に入った。演技後には「去年はこの演技だったらうれしかったけど、今年は悔しい思いの方が大きかった。悔しかったけど、そう思えたのは少しずつだけど成長しているのかな」と振り返った。

坂本花織(中)にアゴをつかまれる島田麻央(左)。右は3位の千葉百音 
坂本花織(中)にアゴをつかまれる島田麻央(左)。右は3位の千葉百音 

 年齢制限により、ミラノ・コルティナ五輪の出場資格はなし。ただ、島田は30年の五輪を見据えて努力を続けている。「(4年後は)全日本までにしっかり国際大会で勝ち続けて、この舞台でまたこうやって坂本花織選手(シスメックス)みたいに優勝して五輪を決めたい。五輪選考会の全日本に来るまでに、五輪をほぼ確定させて、全日本がうまくいけば五輪に行けますよと言えるぐらいの選手になっていたい」と決意を口にした。

 日本のエース・坂本は今季限りで現役を退く。演技後の取材で島田に関する質問が飛ぶと、坂本が「たぶん麻央ちゃんも、来季からシニアに上がるのかなと思うので、日本女子は安泰かな。でも、プレッシャーとか、重圧とかを感じすぎずに頑張ってもらえたら」と激励する場面もあった。

 先輩からのバトンを引き継ぎ、新しい時代を切り開くことはできるか。