フィギュアスケート女子の渡辺倫果(23=三和建装・法大)が〝去就〟について揺れ動く思いを明かした。

 全日本選手権最終日(21日、東京・国立代々木競技場)のフリーではトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を2本着氷。力強い演技を披露したが、211・52点と得点を伸ばすことはできず、キス・アンド・クライでは複雑な表情を浮かべた。

演技を終え、笑みがこぼれた渡辺倫果
演技を終え、笑みがこぼれた渡辺倫果

 表彰台を逃す形となった渡辺は「実を言うと今季いっぱいで引退を考えてはいたけど、まだまだやれということなのかもしれない」と本音を吐露。その上で「ちょっといったん考えて、来季やるのであれば、あと4年はやりたいという思いはある。五輪に向けて自分の夢、信念を貫き通していければいいのかなとかはちょっと今考えている」と明かした。

 2006年トリノ五輪を見て、五輪への憧れを抱いた渡辺。「3歳の頃から夢を追いかけて20年。20年間、いい意味でも悪い意味でも本当に犠牲にしてきた20年だと思う」と振り返った上で「私の人生というのは本当にスケートとともにあるものだと思っているので、夢をかなえるまでは終われない」。五輪への夢は簡単には捨てられない。