米国・WWEで女子タッグ王座を保持する〝明日の女帝〟アスカと〝海賊王女〟カイリ・セインのカブキ・ウォリアーズが〝四面楚歌〟から抜けられない。
11月にシャーロット・フレアー&アレクサ・ブリスから、コンビとしては3度目となる同タッグ王座を奪い取った。抗争を続けるイヨ・スカイ&リア・リプリーとは、来年1月5日(日本時間6日)のロウ(ニューヨーク市ブルックリン)での防衛戦が決定。ただ、他にもナイア・ジャックス&ラッシュ・レジェンドなど3チームがタッグ王座取りを宣言しており、周囲は挑戦者だらけとなっていた。
19日(同20日)のスマックダウン(ペンシルベニア州ハーシー)では、ナイア&ラッシュの巨体コンビとノンタイトル戦で激突。元WWE女子王者のナイアと、バスケットボール出身で身長183センチの新星ラッシュの強力コンビは、序盤からパワー全開で王者組を攻め立てる。一方のカイリ&アスカは、ナイアにキックの連打から「せーの!」の掛け声とともに、ダブルのスーパーキックを打ち込んだ。
さらに合体のドロップキックでナイアを場外に転落させると、エプロンに立たせたラッシュには、アスカがエンプレス・インパクト(ランニングヒップアタック)をぶち込んだ。すかさずコーナーに上がったカイリが、場外の2人に必殺のインセインエルボーを浴びせる。見事な連係が決まって興奮したカイリはテレビカメラをわしづかみにして、頭を激しく振ってアピールした。
ところが…サイズの違いはいかんともしがたい。アスカとカイリは打撃で攻めるが、カイリはラッシュの強烈なエルボーでマットに「く」の字で叩きつけられた。アスカはカイリとの連係で、コーナーのナイアにサンセットフリップパワーボム。大チャンスにも、ラッシュに場外へと引きずり下ろされ、鉄階段に打ちつけられた。アスカが場外でダウンするとカイリはリング内でナイアに捕まり、チョークスラムからバンザイドロップ葬。完璧な3カウントを奪われた。
来年早々に行われるイヨ&リアとの王座戦を前に完敗。ナイア&ラッシュと11月の軍団対抗戦・ウォーゲームズで共闘したが、今や標的以外の何ものでもない。大きく勢いを削がれた状況で、試合終了後にはシャーロット&アレクサの前王者コンビがナイア&ラッシュを蹴散らした上に、ベルトを手に高々とアピールした。
アレクサは「先ばかりを見てると足をすくわれるってこと。リアとイヨが王座に挑戦するし、ナイアとラッシュも狙っている」といい、シャーロットは「だから邪魔なの」とばっさり。続けて、アスカ&カイリ vs イヨ&リアの勝者に挑戦すると宣言した。
強力タッグ揃いで大激戦の続くタッグ戦線で、果たしてアスカ&カイリは生き残れるのか?
この日のスマックダウンは「ABEMA」にて放送された。
















