大人気ゲームで好発進だ。2026年ミラノ・コルティナ五輪最終選考会を兼ねたフィギュアスケートの全日本選手権初日(19日、東京・国立代々木競技場)、男子ショートプログラム(SP)が行われ、三浦佳生(オリエンタルバイオ・明大)は95・65点で2位。演技後にはガッツポーズが飛び出した。
五輪の代表争いは鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)、佐藤駿(エムサービス・明大)の2選手がリードしており、残り1枠を三浦、友野一希(第一住建グループ)、壷井達也(シスメックス)らで争う構図。何としても結果がほしい三浦は冒頭の4回転サルコー―3回転トーループの連続ジャンプを着氷させるなど、大きなミスなくまとめた。キス・アンド・クライでは目に涙を浮かべ「安堵が強い。SPをいい形で終われてホッとしている」と振り返った。
会心の滑り出しを見せたが「直前まで本当に怖かった。背負ってるものが大きい気がして、集中しにくかった」。そこで演技前には「太鼓の達人」に没頭。「リズムゲームなので周りのこと考えないじゃないですか。それをひたすら打つというところで、フルコンボできるまでやっていた」と独自の方法でメンタルを整えた。
SPで好演技も20日にはフリーが残されている。「順位としては2位だけど、いったん忘れないとダメだと思う。本当に自分に集中することが今日できたので、フリーでも継続していきたい」。初の五輪切符獲得へ、己に矢印を向けている。












