F1レッドブルで来季からテスト兼リザーブドライバーに降格する角田裕毅(25)に対して、フォーミュラEの共同創業者であるアルベルト・ロンゴ氏が直々に〝参戦オファー〟だ。

 角田は来季はリザーブの立場でチームを補佐しつつ、2027年のF1復帰を目指すことになる。一方で実戦感覚を維持するために、来季は他カテゴリーへ参戦する〝二刀流〟の可能性も残されている。

 そうした中で、F1に次ぐレベルと評価されるフォーミュラEが獲得に名乗りを上げた。

 スペインのモータースポーツ専門メディア「ソイモーター」は「『素晴らしいプロジェクトになるだろう』角田裕毅にフォーミュラEへの招待を表明」と題して、参戦の可能性を報じた。

「元F1ドライバーの実績、才能、出身地は、電気自動車の世界選手権にとって大きな関心事だ。角田はすでに2024年3月にフォーミュラEのパドックを訪れており、満足のいく印象を持っていた」とした上で「角田裕毅にはフォーミュラEへの扉が開かれている。彼はまだF1への復帰を夢見ているが、シートを失うとなれば、少なくとも中期的な代替案を探らなければならない」と角田にとってフォーミュラEは格好の舞台になると指摘する。

 そして、フォーミュラE共同創業者のロンゴ氏は、同メディアに角田への関心についてこう明らかにした。「選手権のプロモーターとしては、間違いなくそうだ。私たちにとって重要な市場であり、地元のヒーローがいることは喜ばしいことだ」とまずは日本市場へのインパクトを強調する。

 そして「私やフォーミュラE次第ではない。ドライバーに関しては、チーム代表やオーナーの決定に完全に委ねられている」と前置きした上で、角田にラブコールを送った。「もちろん、彼の家には行くだろう。その点では、彼は非常に才能があると思う。彼がF1を続けるかどうかはわからないが、おそらく続かないだろうから、フォーミュラEチームにとっては間違いなく素晴らしいプロジェクトになるだろう」とトップ直々に〝オファー〟だ。

「私はさまざまな市場のドライバーをプロモーターとして興味を持っており、私たちがレースを行うすべての市場で影響力を持つことを望んでいる」ともロンゴ氏は付け加えた。こうした点を踏まえて、同メディアは「フォーミュラEのグリッドは、10チームから12チームに拡大されることで、自動的に4席が増え、24人のドライバーが参加することになる。角田はその一人になるのだろうか」と参戦に期待を寄せた。

 角田のフォーミュラE電撃参戦なるか注目が集まりそうだ。