悲観の必要なし――。全日本大学駅伝(愛知・熱田神宮西門前~三重・伊勢神宮内宮宇治橋前、8区間106・8キロ)が2日に行われ、青学大は5時間9分28秒で3位。来年1月の箱根駅伝に向けて、原晋監督は「私どもが勝ちますよ」と不敵な笑みを浮かべた。
先月の出雲駅伝は7位に沈んだものの「出雲は距離が短いので、箱根に直結しない部分がある。全日本は距離が10キロを超えているので、箱根を見据えた実戦の場になる」と分析。「3位以内」を最低ラインに掲げた中で、エース兼主将の黒田朝日(4年)が7区で区間新記録の快走を見せると、最終8区の小河原陽琉(2年)が表彰台を死守した。
優勝争いに絡めなかったが、終盤の粘りはさすがといったところ。指揮官は「エースがエースの走りをしてくれたので形はつくれたけど、黒田朝日に(タスキが)渡る前が駅伝をしていない」と課題を口にしながらも「出雲の大惨敗の7位から形はつくれたので、箱根駅伝へレベルアップができると踏んでいる」と一定の手応えを語った。
箱根駅伝は今大会を制した駒大、2位の中大、出雲駅伝覇者の国学院大がライバルになると予想。ただ、青学大には他大学にはない経験値が蓄積されている。「我がチームの箱根へのピーキングを持っていく方法は、それなりのノウハウを持っている。山上り、山下りもある程度のメドが立った。10区間、そして、上り下りのある特殊な駅伝で、昨季並みの記録を狙ってチャレンジしたい」と力を込めた。
直近11大会で8度の箱根路制覇を成し遂げた青学大。3連覇達成へ、名将の計画は着々と進んでいるようだ。













