ドジャースの大谷翔平投手(31)は28日(日本時間29日)に本拠地ロサンゼルスでのブルージェイズとのワールドシリーズ(WS)第4戦に「1番・投手兼DH」で先発し、6回0/3を1被弾を含む6安打4失点、6三振1四球でポストシーズン初黒星(2勝1敗)を喫した。打者では3打数無安打、1四球だった。チームは2―6で逆転負けして、王手をかけることはできなかった。対戦成績は2勝2敗のタイとなり、決着は敵地トロントに持ち越されることが決まった。
初回はルーカスを2球で左邪飛、ゲレロを3球三振と簡単に二死を取ったが、四球と内野安打で二死一、二塁のピンチを招く。5番カークは内角高めのスイーパーで一飛に仕留めて無失点。2回は7球で三者凡退。
しかし、1点を先制してもらった直後の3回。一死後、ルーカスに右前打、続くゲレロにカウント2―1から真ん中高めの85・1マイル(約137キロ)のスイーパーを高々と左中間席に運ばれ、1―2と逆転を許した。
4回はカークをカーブ、バーショをカーブ、クレメントはフォーシームで三者連続空振り三振。5回二死でルーカスに左前打されるも続くゲレロを内角高めの99マイル(約159・3キロ)のフォーシームで押し込んで中飛に仕留めた。
6回は先頭の3番ビシェットをスイーパーで左飛、4番バージャーはカーブで投ゴロ、5番カークはスイーパーで空振り三振。ここまで90球。
7回もマウンドに上がったが、先頭バーショに初球のフォーシームを詰まりながら右前に運ばれ、続くヒメネスに1ボールからの2球目、内角低めのフォーシームを左中間に運ばれる二塁打、無死二、三塁となったところでマウンドを訪れたロバーツ監督に交代を告げられた。救援した左腕バンダがヒメネスの中前適時打、一死後、フランスの二ゴロの間に三走が生還して1―4。大谷は4失点となった。さらに3番手のトライネンが連続適時打を浴び、1―6となった。
前日、18回の死闘で、9度出塁した疲労があったのか、最速は99マイル止まり。平均球速97・5マイル(約156・9キロ)でレギュラーシーズンの98・4マイル(約158・4キロ)より、0・9マイル(約1・45キロ)遅かった。空振りは15奪ったものの、失点した3回と7回の連打が痛かった。
打者では先発の右腕ビーバーに苦しんだ。初回先頭は見極めて四球で歩いたが、3回先頭はカウント2―2から外角低めの88・9マイル(約143キロ)のチェンジアップに空振り三振。5回一死無走者は2ボールからの3球目、外角低めの83マイル(約133・6キロ)のナックルカーブを見送るも、球審のコールは「ストライク」で、見逃し三振に倒れた。
7回二死無走者は3番手の右腕バジッドの内角高めの94・7マイル(約152・4キロ)のフォーシームに詰まらされて二ゴロに倒れた。
9回はあと一人出塁すれば、5打席目が回ってくるところだったが、9番コールが左直に倒れ、そのままベンチに引き揚げた。
これで決着は敵地トロントに持ち越しが決まった。開幕前にリーグ優勝決定シリーズを「4連勝」と「4勝3敗」で突破したチームの対戦はこれまで4度あり、いずれも4勝3敗のチームがWSを制覇していることが、話題になった。しかし、負けた4チームは4連敗か1勝4敗で、早々と敗退しており、2勝したチームはない。ブルージェイズファンの前で世界一連覇を決める。












