恵まれた体格と同様に与えられる役割も大きいか。
日本ハムのドラフト2位ルーキー・エドポロケイン外野手(22)が22日、プロ入り後初めて一軍に昇格。同日のソフトバンク戦(みずほペイペイ)に「7番・中堅」で即スタメン出場した。
格闘家エドポロキングを兄に持つ身長1メートル90センチ、体重102キロの大砲候補は、今春キャンプから持ち前のパワーを武器に注目されたものの、練習試合などで結果を残せず。再び二軍合流を強いられ、開幕一軍切符を逃した。
だが、シーズン開幕後は急成長を遂げ、この日までに二軍戦計32試合で打率2割4分3厘、9本、18打点をマーク。14日の楽天戦(鎌ケ谷)からは3試合連続本塁打を放つなど、猛打を奮っていた。そんな打棒を買われて今回一軍昇格を果たしたわけだが、このタイミングでの起用には新庄剛志監督(54)の「ひそかな思惑」もあると言われる。
実は今季開幕前から指揮官は、外野の布陣を問われるたびに「右(打者)のセンターが欲しいですね」と吐露。矢沢、浅間、五十幡ら左打者が多い中堅ポジションに、右打者を加えたい意向を示していた。
そこで右打者の野村や助っ人カストロ、水谷の中堅起用を試みたが、水谷は先月19日の西武戦(エスコン)走塁で左手を負傷。長期離脱となったばかりか、野村、カストロは守備の不安が拭えず「右打者センター構想」が頓挫しかけていた。そんな状況下でエドポロが台頭してきたのだから、一軍昇格即起用も当然だろう。
しかも、この日から始まった宿敵ソフトバンクとの連戦後からは、今季チームの命運を左右しかねない交流戦が始まる。勢いを付けるためには新戦力の躍動も必要。エドポロにはチーム浮上の起爆剤としての役割も含まれている。
22日の試合は3打数無安打3三振。プロの洗礼を浴び、チームも0―10の大敗で今季対ソフトバンク戦6連敗を喫した。それでも規格外の長距離砲として、成長が見込まれるエドポロ。今後のプレーが注目される。













