フィギュアスケート女子の渡辺倫果(三和建装・法政大)が〝大技〟への強いこだわりを明かした。

 グランプリ(GP)シリーズ第2戦中国杯で銅メダルを獲得し、27日には成田空港へ帰国。次戦となるGPシリーズ第5戦スケートアメリカを見据える上で「さらにより良い演技と、より良い色のメダルを持って帰っていきたいなという気持ちがある」とさらなる高みを見据えた。

 中国杯ではショートプログラム(SP)、フリーで合わせて3本のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)に挑んだ。出来具合は「60点」と苦笑いしながらも「トリプルアクセル自体が私のプライドみたいなもの。もし引退をした時にいかに後悔なく終えられるかを考えた時に、攻め続けてやっていきたいという思いが芽生えた。五輪シーズンで守りに入るのではなく、攻めの姿勢でいきたい。スケートアメリカも(トリプルアクセルを)3本やって、次こそは完璧に3本成功を目指してやっていきたい」と力強く語った。

 同じ拠点で練習を重ねるGPシリーズ第1戦フランス大会覇者の中井亜美(TOKIOインカラミ)とは、上位6選手で争う12月のGPファイナルに「一緒に行こうね」と話しており「彼女が頑張っているからこそ私も頑張りたい。母方が(SPファイナル開催地の)名古屋の人なので、親戚のみなさんに戦う姿をお見せしたいし、自国開催のファイナルを経験したことがないので行ってみたい」と気合十分。スケートアメリカで〝大技〟を完璧に決めて、次なるステージにコマを進めることはできるか。