ソフトバンクが20日、日本ハムとの「2025 パーソル クライマックスシリーズ パ」ファイナルステージ第6戦(みずほペイペイ)を2―1で制し、2年連続となる日本シリーズ進出を決めた。アドバンテージの1勝を含めて3勝0敗と王手をかけながら、その後3連敗。崖っぷちで迎えた最終戦を制し、満員のみずほペイペイドームが大歓声に包まれた。
試合後、ヒーローインタビューを受けた小久保裕紀監督(53)は開口一番、「3連敗して…苦しかったです。ありがとうございました」と率直な胸の内を語った。ファンの声援について問われると「初戦からCSファイナルで今年一番の声援を出し続けてくれて、3戦目以降はなかなかホークスらしい野球ができなかったんですが、今日はモイネロが本当によく投げてくれたと思います」と、スタンドを見上げながら感謝を口にした。
そのモイネロについては「立ち上がりを見たとき、初戦より状態がいいなという感じはありました。ただ日本ハムの勢いづいた打線、特にレイエスが怪物でしたので、彼を抑えたことが勝因だったと思いますね」と称賛。
さらに「もちろん総力戦。今日負ければ終わりなので、どんどんつぎ込んでいく準備はしていましたけど、その準備よりもモイネロの投球がすごかったということです」と続けた。
終盤を任せた松本裕、杉山についても「今シーズン、この形でずっとやってきたので、最後も彼らを100%信じ切って送り出しました」と信頼を強調した。
打線では、1―1の5回二死満塁で決勝打を放った川瀬を「ショートのスタメンで2番に起用したけど、本当にいいところで回ってきて大仕事をやってのけましたね。ヒカル(晃)おめでとう」とねぎらいの言葉を贈った。
続けて「今年はけが人が多いシーズンだったが、川瀬は1年間登録を外れることなく一軍で戦ってくれた。最後、そういう選手が勝ち越し打を打ったのは非常にうれしい」と目を細めた。
また、チャンスを広げた牧原大についても「一番本人が苦しんでいたと思うんですけどね。まあまあ、今年の首位打者ですから。最後はしっかり活躍してくれました」と笑顔。
最後に、日本シリーズへの意気込みを問われると「ちょっと阪神は全く見ていない。今日勝ち切ることだけを考えていたので、明日1日休んで、明後日から日本シリーズ仕様に変えて、昨年の悔しい思いを晴らすべく戦います」と言葉に力を込めた。
逆王手をかけられ、崖っぷちに追い込まれながらも、最後に勝ち切った小久保ホークス。3連敗からの逆襲で、チームは再び頂点への挑戦権をつかんだ。











