ヤンキースのレジェンドのデレク・ジーター氏(51)のドジャース・大谷翔平への〝シビアな評価〟が物議をかもしている。米メディア「FOX」で「彼はすべてを成し遂げた。今、彼にとって唯一の課題は再びそれを成し遂げることだ。なぜなら人々は彼にそれを期待するだろうからだ。彼は目の離せない選手の1人だ」と冷静に話している。

 50―50を達成し、タイトル、MVPなど多くの記録を塗り替え、今季は二刀流を復活させて連覇に挑んでいる大谷。特別な存在であることに違いはないが、米メディア「マルカ」によると「ジーターにとって大谷はまだ史上最高の選手ではない。ジーターはより伝統的な価値観を体現しており、長きにわたる活躍、優勝経験、そして毎年の安定性こそが真の偉大さの指標と考えている。その意味では彼の意見は批判ではなく忍耐を促がすものだ。大谷が今後10年以上、このレベルを維持できるか見ないといけない」とした。

 ワールドシリーズ5度優勝、オールスター14度出場、シルバースラッガー賞5度、ゴールドグラブ賞5度と40歳で引退するまで輝かしいキャリアを重ねたジーター氏にとって大谷を「史上最高」と評するにはまだ早いということか。「エッセンシャリースポーツ」は「ジーターが大谷に〝もっと時間が必要だ〟と主張していることでファンの間でも意見が割れている。長寿論に賛成の人もいれば、卓越した全盛期を批判の対象にするのはよくないという人もいる」と伝え「ジーターは何回MVPを取ったんだ。大谷は3回だ」「ジーターの言うことを理解できないなんて本当にバカだ」などとファンの声を紹介している。

 多くのレジェンドが大谷に賛辞を浴びせる中、ジーター氏だけは長い目で観察しているようだ。