ドジャース大谷翔平(30)がナ・リーグ3年連続MVPを目指して突き進む中で、その絶対的存在を脅かす〝超新星〟に注目が集まっている。カブス若手のピート・クロウ=アームストロング外野手(23)だ。

 60試合で打率2割8分1厘、15本塁打、21盗塁、51打点、出塁率3割1分9厘、長打率5割6分2厘と目を見張る数字を上げており、米メディア「マルカ」は「大谷の座を奪うのは容易ではないがPCA(ピート・クロウ=アームストロング)は急速に階段を駆け上がっている。MVP争いが白熱する中でシカゴ出身の23歳の新人が頭角を表し、予想を覆し続けても驚かない」と絶賛している。

急成長するピート・クロウ=アームストロング
急成長するピート・クロウ=アームストロング

 3月のドジャースとの「東京シリーズ」で日本のファンにお披露目され、独特のヘアスタイルで注目されたが、その後は走攻守に優れた才能を発揮し、カブスの首位躍進に貢献。すでに「MVP公式」の最新のMVP予想では大谷に次ぐ2位にランクされ、米メディア「エッセンシャリースポーツ」も「60試合で15本塁打、20盗塁はMLB近代史において4番目に早い。この新人は歴史を塗り替え始めた。何と素晴らしいことか。彼が間違いなく大谷の強力なライバルということだ」と見ている。

 同僚のスティールは「彼は間違いなく長い間スーパースターになる」と確信し、対戦相手のレッズ・フランコーナ監督さえ「彼には倒すための武器がたくさんある。自分の居場所が分かっていて、ただ所属しているだけでなく、自分が支配しているんだ」と称賛するなど評価はウナギ上り。実質メジャー2年目の若手がどこまで大谷に迫れるか。