米国・AEWのPPV「レッスルドリーム」(18日=日本時間19日、ミズーリ州セントルイス)で、AEW世界トリオ王者の柴田勝頼(45)が、まさかの〝闇落ち〟を果たした。

 元新日本プロレスの〝ザ・レスラー〟は、2023年12月からAEWに所属して師匠の〝燃える闘魂〟譲りの赤いタオルを肩にかけ、米メジャー団体でストロングスタイルを貫いてきた。今年4月にはサモア・ジョー、パワーハウス・ホブスとのユニット「THE OPPS」で、極悪軍「デスライダーズ」を破って世界トリオ王座を獲得。前回「DYNAMITE」でも悪のルチャ軍・LFIを返り討ちにして、ベルトを半年間持ち続けている。

 PLEではOPPSのリーダー、ジョーがAEW世界王者の〝ハングマン〟アダム・ペイジに挑戦。大激戦となったが、最後はペイジがバックショットラリアート3連発でジョーを沈めてベルトを守った。試合後に柴田とホブスはリングへ。観客から「ジョー! ジョー!」のチャントを引き出して、ユニットリーダーの健闘をたたえた。

 ジョーも王者ペイジが差し出した右手を握り返して熱い抱擁。このままノーサイドに終わると思いきや…振り向きざまにラリアートをぶち込んだ。ダウンしたペイジには、柴田とホブスが襲いかかり、ボコボコと殴りまくる。

 さらに2人でペイジを抱えて立たせると、ジョーが卑劣なベルト攻撃。王者の顔面を殴打し、KOしてしまった。さらにホブスがコーナーに上げた王者に、ジョーがベルトめがけてマッスルバスターをさく裂させてダメを押した。

 男気あふれるOPSSが突如、悪の道へ。場内が大ブーイングに包まれる中、OPPSの3人は不敵な笑みを浮かべてリングを下りた。次回「DYNAMITE」では、トリオ王座戦で「ザ・ハート・シンジケート」(MVP&ボビー・ラシュリー&シェルトン・ベンジャミン)の挑戦を受けるが…。闇落ちした闘魂継承者は一体、どこへ向かうのか?