米国・AEWのPPV「レッスルドリーム」(18日=日本時間19日、ミズーリ州セントルイス)で、元スターダムの白川未奈がダブルタイトルマッチに緊急出陣した。
AEW女子世界王者クリス・スタットランダーが前王者トニー・ストームを下して王座防衛に成功すると、TBS王者のメルセデス・モネが登場。TBS王座を含め、10本のベルトを保持しており、〝11冠王〟を狙って、各王者に向けてのオープンチャレンジを宣言した。
ここで名乗りを上げたのが、暫定ROH女子世界TV王座を持つ白川だった。7月にもモネのTBS王座に挑戦したが、逆転負け。悲願のメジャータイトル初戴冠へ向けて、自身の持つ暫定王座をかけてリベンジ戦に挑んでみせた。
試合はモネは得意のメテオラ、ステートメントメーカー(クロスフェースロック)で攻め込んでくるが、白川は観衆の「ミナ! ミナ!」の大チャントに背中を押されて「ナメんなあ!」と日本語で叫びながら、ドロップキックをぶっ放す。
さらにグラマラス・ドライバーMINAから足4の字固めの猛攻。モネのメテオラをかわしてコーナーに誤爆させると「ふざけんな!」の絶叫からローリングエルボー、バックブローを連発する。
だが、TBS王者はずる賢い。コーナーでレフェリーの視界をふさぐと、白川には卑劣な目潰しをお見舞いする。白川は再度のステートメントメーカーから必殺のモネメーカーにつなげられたが、必死にロープをつかんで3カウントを阻止。大歓声が上がった。
モネは再び背中合わせでモネメーカーの体勢に入るも、白川はコーナーにモネを打ちつけて脱出。雄たけびを上げて突っ込んだ。ここでTBS王者は巧みに白川の腕を取って逆さ押さえ込み。レフェリーの死角をつき、左足をロープに乗せて体重をかけ、3カウントを奪い取った。
白川は7月に続きあと一歩で敗戦を喫した上に、虎の子のベルトまで奪われた。リング上では悔しさいっぱいだったが、バックステージに戻るとぼうぜん。同じく女子世界王座奪回がならなかった盟友のトニーも、目の焦点が定まらない表情で「私たちはすべてを失った…」と声を絞り出した。ところが、白川は「いやいや…。私たちにはお互いがいるよ」というと、トニーを立たせて2人で熱い抱擁をかわした。
厳しい敗戦にも2人の〝友情〟は消えないが…新設される女子世界タッグ王座を目指して再起となるのだろうか。













