DeNAは阪神との「2025 JERA クライマックスシリーズ セ」ファイナルステージ第2戦(16日、甲子園)で延長10回の末、森下に2ランを浴びて3―5でサヨナラ負け。連敗で早くも後がなくなった。
CSで初登板初先発したルーキー・竹田は初回に2点を失いながらも6回途中まで無失点でまとめ、試合をつくった。打線も3回に蝦名、佐野の適時打で同点。4回には牧のソロで一時は3―2とリードした。
そんなナインの奮闘に〝水を差した〟のが5回の攻撃終了後に訪れた降雨による中断だった。激しい風雨は午後7時40分から同8時27分まで47分間に及んだ。ここで生きたのは三浦大輔監督(51)による「雨男教育」だった。
現役時代から「雨男」だった番長は「雨は相手も嫌なはず。その分、自分が有利」と考えて登板していた。そこで、やはり雨にたたられたCSファーストステージ第1戦(11日、横浜)の試合前、選手たちにこう言い聞かせていたという。
「雨を味方にしよう。雨は相手も嫌がっている。CSはどんな天候状態でもやるんだ。雨もプラスに捉えてやっていこう」
その効果もあったのか、試合再開後も得点こそ挙げられなかったが、竹田が降板した後も中川、石田と無失点でつないだ。だが、4番手の伊勢が佐藤輝に同点打を許し、ここから流れは相手に傾いていった。
三浦監督は試合後「敗戦のポイントは伊勢だったか」という質問に「いやいや、チームとして戦っていますから」といつものように選手をかばった。後がなくなった第3戦に向けても「全員で戦っていきます」と前を向いた。
敗戦の責任を背負った伊勢は「また切り替えていきます。これから5連勝しなきゃいけないんで」とキッパリ。今季限りで退任する番長の戦いはまだ終わったわけではない。












