次こそ決める。巨人は15日のDeNA戦(横浜)に0―3で零封負け。借金1となり、2位から3位に転落した。
この日は日米通算200勝に王手をかけていた田中将大投手(36)が先発。初回は走者を出しつつも、後続を仕留めて落ち着いた立ち上がりを見せた。味方の好守にも助けられ、5回まで3安打無失点と好投。だが、両軍無得点のまま迎えた6回二死一、二塁から石上の2点適時二塁打を浴び、打線の援護もなく今季3敗目を喫した。
阿部監督は「頑張ったね。何とか勝たせてあげたかったんだけど」と振り返りながら「名古屋、中5(日)で行ってもらうので」と早くも21日の中日戦(バンテリン)で先発を託すことを明言した。
シーズン最終盤を迎え、先発陣は窮地に立たされている。ローテを回ってきたグリフィンや西舘はコンディション不良によって戦線離脱。エースの戸郷は6勝8敗で4年連続の2桁勝利は到底届かない。チームの窮状とこの日の田中将の力投を総合的に判断し、Aクラス死守への「戦力」として即決した格好だ。
田中将が199勝としたのは8月21日のヤクルト戦(神宮)。以降は2戦とも黒星がついているが、敵地のバンテリンは背番号11にとっては験のいい〝聖地〟でもある。同球場では4月3日に移籍後初登板を果たし、初白星を挙げている。
チームスタッフの一人も「200勝を逃したことは残念だったけど、次につながるいいピッチングだった。試合前から調子も良かったし。次は(200勝)いってくれるんじゃないですかね」と大きな期待を寄せた。
三度目の正直で偉業達成となるのか見ものだ。












